仕事のストレスは仕事でしか解消できないと思う

仕事 ストレス日記

常々思っているのだが、仕事のストレスは仕事でしか解消できないと考えている。カラオケ、旅行、グルメ。娯楽で気を紛らわせても、根本解決には至らない。

なんというか、一瞬の気休めにはなるのだろうけれども、その楽しみが終わろうという頃に「あぁ、そういえばあの件、片付けなきゃ」と思い出すのではなかろうか。

というか、私の場合は思ってしまう。そんな風に思った途端、どんなに楽しかった出来事も影を潜め、さながら大型連休最終日のように、翌日へと向ける気持ちが重い。

ただなんというか、これはあくまで私の場合であって。世の中の人はもっと上手くストレスと向き合っているのかもしれない。

私の場合、一番効く仕事のストレス解消法は、そのストレスの原因となってる仕事(プロジェクト)を完遂することなのだが、世の人は適度に娯楽を入れながら、適度に仕事と向き合っているのかも。

自分は不器用なのかもしれない。

そういえば昔、会社の同期に「不器用だね」と言われたことがある。その時は確か「週末なにしてる?」みたいなトークをしていた。

その問いに対して私は「金曜日の夜は嬉しいけど、60時間後くらいにはまた月曜日が来て仕事が始まると思うと、何をしてもあまり楽しめない」みたいな回答をした。

同期には「なにそれ地獄じゃん」みたいな言葉で返され、しまいに「不器用だね」と言われたのである。

今振り返ると、週明けの仕事を憂いて週末を楽しめないとは、我ながら結構なヤバさである。かといって当時の仕事が、ことさら嫌だったわけでもない。

当時は確か入社2〜3年目くらいで、少しずつ仕事にも慣れてきて、仕事の量も増えてきた時期。オーバーワークゆえのストレスだったのかも。

まぁでも、よく考えてみると「仕事のストレスは仕事でしか解消できない」という理論は、裏を返せば「ストレス解消のためには、常に仕事をし続けなければならない」と言い換えることができる。

生きていくためには仕事をしてゆく必要があって。仕事には大なり小なりストレスがつきまとって。そして、そのストレスを解消するためには、仕事をするしか道はないとすると、ストレス解消のために仕事をしているような本末転倒の気持ちになる。

大学を卒業して数年。社会という荒波にもまれ、いい事も悪いことも、楽しいこともつまらないことも色々経験してきた。

もっとストレスとうまく付き合わないと。自戒の念を込めて。

おしまい。

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